Bのものづくり
生地から縫製までこだわり抜いて作られた、MADE IN TOKYOの白Tシャツ。ヨレにくく、どんなシーズンでも使いやすい適度な厚手生地が魅力的。肩幅が目立ちにくいラグランスリーブです。
(メンズのみ)
30/2度詰天竺 ラグランTシャツ-ナチュラルホワイト【東京製】
3,700円(税込3,996円)
WT:日本製Tシャツ専門ブランド「B」を立ち上げられた山口さんですが、そのきっかけはなんだったんでしょうか?
山口さん:一番大きな目的が、「日本国内のものづくりに貢献したい」ということでした。高校卒業後、ずっとものづくりの世界で働いていましたが、その中で日本の工場の元気がなくなっていくのを目の当たりにして、どうにかしなければならないと思っていました。世の中をものづくりから元気にしたいと思ったとき、自分が好きな洋服で貢献したいと考え、日本国内の工場での生産にこだわったTシャツブランドを立ち上げようと考えました。
WT:Tシャツというアイテムに絞ったのは何か理由があるのですか?
山口さん:もともとバンドやスケートボードが大好きだったんです。中学時代からはまりだして、その頃から自分にとって、Tシャツにチノパン、スニーカーというスタイルは鉄板でした。自分にとって身近で、なにより大好きだからこそ、こだわりがいがあるし、夢中になれる。そういった理由でTシャツ専門ブランドにしようと思いました。
ブランド立ち上げ当時、実はキッズ、レディース、メンズの全てのTシャツを作っていたんです。今のような無地ではなく、プリントTシャツでした。でも、需要がなくて全く売れなかった。そもそも、キッズ用のTシャツにメイドインジャパン、という要素は求められていなかったんです。失敗したな、と思ったとき、世の中が求めているものは何かを考えるより、まずは自分だったら何が欲しいかを徹底的に考えようと思ったんです。そしてターゲットを自分に絞って、「自分がひとめ見たら買ってしまうだろう」と思うTシャツは何かを突き詰めて考えました。
WT:このTシャツに特にこだわっている部分はどこでしょうか?
山口さん:メイドインジャパンという点は、絶対に譲れないところです。だからこそ、日本国内にある、優れた技術を持つ歴史ある工場さんとのやりとりを大事にしていますね。このTシャツは東京都内で45年以上の歴史を持ってものづくりをしている縫製工場さんにお願いしています。
株式会社アイランズの山口さんインタビュー
「日本のものづくりに貢献したい。」
アパレルブランドの(株)アイランズ、山口さんにものづくりにかける熱い想いを聞きました。